最終更新日:
2014年10月25日

              

      


 

「足ノ松尾根の錦繡  飯豊連峰・地神山

最大級の台風が東シナ海から沖縄へ足踏み状態で本土を窺っている。
しかし、北日本では二〜三日好天が見込まれるようだ。
気が緩んだのか胎内ヒュテ発のタクシー(電気自動車)に乗り遅れ、
足ノ松登山口まで歩くはめになった。

ヒドノ峰(1.080m)のブナ原生林を越えるとイチジ峰(1.265m)で、
ここから一気に
広闊(こうかつ)な景色が拡がる。
西ノ峰(1.525m)までぐんぐん高度を上げると、
錦繍に色づいた灌木の向こうに
地神山が見えた。
因みに下山は早すぎて、
胎内ヒュテまで歩くはめになった。

                                                                            2014.10.08撮影

 

 


ようこそ「飯豊・朝日連峰写真帳」においで 戴き有難うご座居います。

更新履歴


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2007/9/6
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2007/6/18
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2007/4/27
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2006/10/24
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「蛇引尾根から北大玉山、大玉山後方祝瓶山望む」朝日連峰平岩山手前より
2006/9/15
表紙写真を更新 「初秋ただよう鯖雲の飯豊主稜」 飯豊連峰北股岳より
季節の便りに「新発田城ロータリークラブ会報 2003〜2004」追加
2006/8/3
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「大鳥池の伏流水が涼を呼ぶ」朝日連峰、七ツ滝沢と大鳥池間
2006/6/20
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「梅雨に咲く憧れのヒナウスユキソウ」 朝日連峰、大朝日岳直下にて
2006/3/29
鎮魂の遭難碑 - 碑文追加
2006/3/13 表紙写真を更新 「朝日連峰・大鳥池(白一色の凍結風景)」
鎮魂の遭難碑 - 碑文追加
2006/1/9 表紙写真を更新 「梶川尾根より梅花皮岳及び北俣岳」
2006/1/5 季節の便りに「電 気と保安」冬季号を追加
2005/9/19
表紙写真を更新 「秋色の大朝日岳、中ほどは金玉水の水場」
山岳写真-飯豊連峰に「石転び沢のハクサンコザクラ」追加
プロフィール更新
2005/9/1 季節の便りに「電 気と保安」秋季号を追加
2005/7/12 季節の便りに「電 気と保安」夏季号を追加
2005/6/13 街道と峠−越後国 境の峠に大沢峠とかんちん峠を追加
2005/6/1 街道と峠−越後国 境の峠に万治峠と二の俣峠を追加
2005/4/29
季節の便り、街道 と峠の記事修正
2005/4/25 私のヒマラヤ日記 に「秘蔵写真」追加
2005/4/15 季節の便りに「電 気と保安 春季号」追加



 


フィールドワーク 「飯豊・朝日連峰」

 飯豊・朝日連峰は山形・福島・新潟三県にまたがる「磐梯・朝日国立公園」の山岳部の主要な地域をしめてい る。
両連峰とも花崗岩の一大隆起山塊であると共に、本邦有数の豪雪地帯であるため、多雪に起因する地形や植生の変化が特質される。

 山麓からみる「白いお山」は神仏のおわす奥座であり、五穀豊穣をもたらす水源の山々であった。山麓の村人たちは自然発生的に「白いお山」を畏敬の念で崇 め、月山の羽黒修験で知られるように、飯豊修験、朝日修験(注)の山伏達が村人の安全と五穀豊穣を願って山々を跋渉していた。これら先達に率いられ人々は 自然崇拝や先祖崇拝に加えて、仏教的な慈悲の心でお山参りなどの儀礼を連綿として受け継いできた。

 今日、山麓の村は少子高齢化の影響で昔からの習俗は衰退の一途をたどっている。一方、現代、管理社会からの息抜きと健康志向により、かつて盛んに行われ てきたお山参りのように、中高年わけても女性登山者が急増している。

 思えば、30年以上に渡り、飯豊・朝日連峰を人生の修行の場として歩いてきた。鬱蒼としてブナ林で覆われた尾根をひたすら忍耐力で登る。やがて、森林限 界を超えると開ける高山植物の花々、点在する池塘や雪渓、頬をなぜる清涼な風のささやき、そして、朝夕の荘厳なお天道様に心と体を洗われ、生きる勇気を与 えられてきた。

 本ホームページは厳しくとも素晴らしい姿を見せてくれた「飯豊・朝日連峰」に感謝しつつ撮影しました。

(注)朝日修験はかなり以前に衰退し、現在の朝日連峰ではこれらの事跡は残っていないという。

                                                        橋本春雄


 

 




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